ビジネスやスポーツに必須!コミュニケーションスキル&人間心理を解説します!

写真を撮る際に本当の笑顔を引き出す!とっても簡単なコミュニケーション術

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どなたでも写真を撮る機会はありますよね?

「ハイチーズ!」なんて言いながらシャッターを切ることも多いのでは無いでしょうか?

 

もちろんニッコリ笑ってくれることはあるでしょうが、それは本来の笑顔では無いこともほとんど・・・

 

カメラマンは、被写体が本来持っている潜在能力を引き出せていないことになります。

ではどうしたら、本来持っている笑顔を引き出すことが出来るのか・・・?

これは、ちょっとしたコミュニケーション術が必要になるのです!

 

まずは前提として

今回のこのコミュニケーション術の前提を伝えておきます。

今回お伝えする方法は、1対1の撮影に使える術です。

 

一応文末には複数人数の被写体に対した方法も記載しておきますが、1対1メインとして読んで頂ければなと思います。

 

なぜ、「ハイチーズ!」は良くないのか?

 

古くから使われているのが「ハイチーズ!」の掛け声。

誰もがこの声を聞けば、写真用の表情を作り上げることができます。

ですので、良い表情を引き出すには手っ取り早い!そんな掛け声なのです。

 

このような場合の笑顔は、強制的に自分自身で作り上げた笑顔です。

もちろん心の底から笑っている笑顔ではありません。

 

人が本当に笑っている時と、そうでないときは微妙に表情が違うのです。

人が心からの笑顔になるときは、わざと笑った時と比較して、使う表情の筋肉が変わってきます。

 

引きで見れば、笑っているように見える表情でも、アップで見ると「目」は笑っていないと言うように見られるのは、本当の笑顔ではないのですね!

 

時に、その筋肉の使い方が笑顔を強調する「笑いジワ」になったりもするのですね。

 

ですので、「ハイチーズ!」などの掛け声で笑顔を引き出そうとすると、本来持っている笑顔にはなりにくいのです。

 

本当の笑顔を引き出すコミュニケーション術とは?

 

では、一体どうすれば本当の笑顔を引き出すことができるのか?

 

答えはコミュニケーションの取り方にあります。

とりわけ、話のかけ方にあります。

 

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一般的によくグラビア撮影などでも使われていると思われる

「こっち向いて〜!」

「可愛いよ〜!」

 

これでは、意味がありません。

なぜなら、グラビア撮影をされるような方は、日頃から「かわいい」などの言葉はよくかけられている傾向にあり、決して真新しいフレーズではありません。

いつも言われている肯定的な言葉を投げかけられているに過ぎません。

(もちろん嬉しいでしょうけどね笑)

 

 

ではどう言うか?

 

【相手の大好きなものを想像させる質問を投げかける】のです。

 

 

ポイントは心の底から笑顔になってもらうこと。

それには面白い言葉や、楽しくなる言葉の投げかけが必要。

しかし、人によってヒットする言葉の投げかけ方はそれぞれ。

(面白いと思った投げかけに、全ての人が心から笑ってくれるとは限らない)

ヒットする言葉の投げかけをするには、相手の性格・パーソナリティを理解する。

そして相手の大好きなものを想像させる質問を投げかける。

 

・・・ということです。

 

どういった質問が良いか?

 

では、どういった質問が良いのか?

 

例えば、相手がジャニーズの「嵐」の大ファンなら

「嵐のどんなところが好きなの?」

「もしも嵐に会ったら何をしてもらいたい?」

 

などの質問をすれば、ファンであれば確実に柔和な表情になるでしょう。

 

脳で理解すれば表情は変化します。

こうやって柔らかくなった表情の中で撮影すれば、心からの柔らかい表情になるでしょう。

※因みに、人が微笑むために使う筋肉は「13」あるようです。

 

さらに、もっと突っ込んだ質問をすれば、もっと柔らかい笑顔にもなるでしょう。

 

その柔らかい表情をキープしたまま

「●●君が笑って!と言ったらどんな笑顔になるの?」

 

なんて言って、さらなる笑顔を引き出しても良いかもしれません。

すぐ本当の笑顔になる場合もあれば、一旦普通に笑った後に、その笑顔を思い出して、恥ずかしくてそこから本当の笑顔を引き出すこともあるでしょう。

 

 

他にも

・愛犬のこと

・彼氏・彼女のこと

・家族のこと

・初恋のこと

 

などを中心に、相手のことをリサーチしておけば、ヒットする話題は生まれるでしょう。

 

質問する際の伝え方も重要

 

質問する「言葉」が決まっても、伝え方が棒読みだったりしてはいけません。

変に気負うことなく、普段話しているような口調で質問すれば良いのです。

 

その際、相手が答えている時も「あいづち」を忘れてはいけません。

言って言いっぱなしではなく、コミュニケーションを取るのです。

 

スムーズな会話であればあるほど、相手が本来持つ自然な笑顔を引き出せるのです。

 

会話の中で、相手を幸せな気分にすることが重要なのです。

 

多人数の被写体相手でのポイント

 

ここまでは、主に1対1でのポイントをお伝えしました。

 

では、1対多人数ではどのようにしたら良いのかをお伝えしておきます。

 

1対多人数でも、やはり相手全員のヒットする話題がある方が良いです。

 

その日の記念写真なら、

・その日流行したフレーズ。

・その日の笑える思い出。

なども使えるでしょう!

 

人数が増えれば増えるほど、全員から本当の笑顔を引き出すのは難しくなります。

ですので、それでも本当の笑顔を引き出したいなら、上記のような「皆が反応するようなキーワード」と「合図」が必要になるでしょう。

 

この場合、合図がなければ準備ができず、誰かがまばたきをしてしまう可能性があるからです。

 

もし、何十人も居る集合写真ではそこまで表情の筋肉が鮮明に映るわけではないので不必要となるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

今回は、写真撮影において本当の笑顔を引き出すコミュニケーション術をお伝えしました。

誰しも、本当の笑顔になった瞬間は、あらゆる表情筋を使い笑顔になります。

 

やはり見比べると、若干違ったりするものです。

 

本当の笑顔を引き出すには、本当に笑ってもらえる題材のテーマで話しかけることです。

そのために、相手を知り、的確な質問を投げかけると、相手は素晴らしい反応を返してくれる可能性が上がるのですね。

 

是非、参考になさってくださいね。

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