ビジネスやスポーツに必須!コミュニケーションスキル&人間心理を解説します!

一人よりも誰かと一緒に過ごすことは、健康的にも良いとされる理由

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一人で過ごすことは好きですか?

それとも誰かと(複数人)で過ごすことが好きですか?

 

人間ですから、時にみんなと過ごしたり、時に一人で過ごしたい時もあるでしょうね。

 

どちらか一方に偏のは避けたいところでもあるかもしれません。

 

今回のタイトル「一人よりも誰かと一緒に過ごすことは、健康的にも良いとされる理由」。

人間同士の輪と健康について書いていきます。

 

前提として「笑顔」は健康に良い

 

以前の記事でも書きましたが、「笑顔」は健康に良しとされています。

 

人間は笑うと「エンドルフィン」という快楽物質が分泌されます。

これを分泌することにより、人間の様々な免疫を強めます。

ユーモアを使用した笑いはストレスを軽減させる。

 

他にも笑いが起こす効果はいくつか存在します。

 

笑顔については、これまで様々な人が研究で明かしてきましたが、ストレスを軽減させたり健康にも良いと伝えられてきています。

 

人がよく笑うことのできる環境とは?

 

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当たり前のことかもしれませんが、人間は一人でいるときは笑いを引き起こす「量」はそれほど多くはないでしょう。

 

しかし、周りに人がいる状況ではどうでしょう?

友達・家族・チームメイトなど・・・

 

信頼の置ける仲間と共にいる状況では、笑いを引き起こす量、また引き起こされる量は増えてくることでしょう。

 

やはり人が笑うことのできる環境というのは、周りに人がいる環境なのです。

 

 

人に囲まれた環境は、一人の時より30倍笑う!

 

世界にはいろんな専門家がいます。

「笑いの専門家」もいるのです。

 

笑いを徹底的に研究された心理学者「ロバート・プロヴァイン」によると、

人は一人きりの時より、誰かと一緒にいる時の方が30倍もよく笑う。1人で楽しい番組を見ても笑いが起こらなくても、複数人数と見た方が笑う回数も時間も多くなる。

という研究結果が発表されています。

 

このように周囲に人がいる方が、知らず知らずのうちに笑っていることが多いようです。

 

・・・確かに!

私自身の経験からも同じことが言えます。

一人でテレビを見ていても、あまり感情の反応を起こすことは無いのですが、誰かとテレビを見ていると、無意識的に「声」を中心に反応を起こしている自分がいます。

声の反応を起こしていると、表情もそれに見合ったものになってきます。

 

この場合、大概が笑いを中心とした柔らか表情になっている気がしますね。

場合によっては、涙を流している場合もありますねっ!!

直接周囲の人とコミュニケーションを取っているわけではないのに、周囲に人がいるだけで反応が変わってくるのです。

 

人に囲まれない環境は「病」をも引き起こす!?

 

・ 「笑顔」は健康に良い。

・ 一人でいるよりも周囲に人がいた方が、30倍よく笑う傾向にある。

 

これだけを踏まえてみても、笑顔の大切さや、誰かと一緒にいることの大切さが見えてきます。

 

更に、誰かと一緒にいることは、社会的のつながりを有することを意味します。

 

これを踏まえ、

シカゴ大学心理学者のジョン・カシオポは30年にも及ぶこんな研究を実施しました。

社会的繋がりの欠乏は、ある種の病気と同じ程度に人の健康を破壊すると言っており、24000人の労働者を対象にした調査に寄れば、社会的繋がりがほとんどない男女は、しっかりした社会的絆を持っている男女に比べて重症のうつにかかる割合が2〜3倍も高いと発表した。

簡単にまとめると、友人などと良い関係性を保っていない人は、良い関係を保っている人と比べ3倍重症のうつにかかるといったものです。

 

 

実際に私もこれまで、同じような方を見てきたりもしました。

人間関係の悩みを長期的に持っていた社会人の方がいて、その方は次第に病院に通うようになり、医師から「うつ」の診断を受けるというケースもありました。

 

健全に強く生き抜くためには、人間関係の課題をクリアにしなければならない!と強く感じるようになったのもこの時です。

 

 

人に囲まれながらも大切なこと

 

ここまでの話で、人に囲まれて笑顔でいることの大切さは理解頂けたと思います。

でも、毎日人に囲まれた生活も疲れてしまうかもしれません。

 

無理はしなくていいのです。

時に人間は「一人の時間」を必要とします。

 

人に囲まれて笑顔でいることも必要ですが、ストレスを感じないようにするために、バランスが必要になってきます。

 

そのためには自分をコントロールし、適度なバランスで人と関わっていくことが大切です。

 

人と過剰に接していてストレスになっても仕方ないですからね。

 

人と居て心地よい。また、一人で居て心地よいバランスは人それぞれ違います。

 

自分のことを知り、無理のないよう行動していきましょう。

 

 

まとめ

 

今回は普段の生活に大きく関連する「笑顔」について記載しました。

おそらくこの記事は、当たり前と感じるかもしれませんが、強く健康に生き抜いていくために、至極大切なことだと認識しています。

 

世界には、不変的に人間関係の大きな悩みを抱いている方が沢山います。

 

それらをクリアしていくために、まずは意図的に笑ってみてもいいかもしれません。

笑顔は脳に好意的な信号を送ります。

 

たかが少しの笑顔で変化を起こせるわけがない!と思うかもしれません。

それでも私は、心を開き、自分を信じ、ひとまず笑ってみることをお勧めします。

 

 

少しの行動が、次第に大きな変化を生むかもしれません。

 

私の好きな英語に【バタフライエフェクト】というものがあります。

ブラジルでの蝶の羽ばたきが、アメリカのテキサスでトルネードを引き起こす

とされる言葉です。

 

多くの人の、「小さな羽ばたき」が良い未来を作り上げますように!

 

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