「いけいけ~!!」
「ガンバレ~!!」
スポーツシーンではこのような応援が昔からずっとされています。
しかし、この「ガンバレ」・・・どこか曖昧な表現だと思いませんか?
頑張れのルーツと意味あい
「頑張る」ということば・・・諸説ありますが、「我を張る」。自分を押し通す。
という意味から波及した物だと言われています。
実際、ガンバレ!と言う言葉に勇気づけられる人は多いですよね。
一般的には、ガンバレ!という言葉は【私はあなたを応援しているよ!】というような意味付けになっているように見受けられます。
但し、具体的な指示や応援の場合、「ガンバレ!」だと伝わらない可能性があるのです。
曖昧な言葉を具体的にするだけ!
頑張る・・・と言うことは何をするのか・・・?
これを明確にすれば相手に伝わりやすくなります。
テニスで、とても辛いけどこのゲームは耐えて欲しいときに「もっと頑張れー!!」
これだと、言葉としては届いても明確な応援や指示にはなりません。
曖昧な言葉を具体的な言葉に変えればいいのです!
「ボールに食らいついていけー!」「このゲームだけは耐えるんだー!」の方が明確に相手に伝わるでしょう。
また、野球で9回裏の攻撃、同点のシーンで「気合い入れて頑張っていくぞー!」というより「必ず1点とるぞー!」といった方が具体的な進むべき方向が明確になります。
まとめ
ガンバレ!の応援の否定ではありません。
たしかに、「ガンバレ」は、日本での一般的な応援の手法で、あらゆるスポーツ選手も小さな頃から使ってきた言葉でしょう。
【相手に声を届ける】といった観点では必要な声かけです。
これによって、プレイヤーは士気が上がるでしょうし、前向きにもなるでしょう。
ですが、時に相手に影響するような言葉の投げかけをしたいのであれば、曖昧な表現は避けるべきだと考えます。
指導する立場の監督やコーチだったらこのような曖昧な表現の声かけはNGだと考えます。
監督やコーチなら具来的な指示、応援にしなければなりません。
伝えたいこと・・・
言葉の遣い方1つで相手の反応が変わるということ。
応援一つにしても、選手や応援される側の捉え方、響き方が大いに変わってくるのです!
時と場合に応じて、「ガンバレ」だけでなく何をして欲しいのか?といったメッセージを加えて投げかけると具体的な応援になり、更に相手を勇気づけるのではないでしょうか。
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